トピックス

富山大学発 放射線に関する情報発信 特別講演会開催

 2013年2月5日(火)、富山大学五福キャンパス 理学部2F 多目的ホールにおいて、富山大学発 放射線に関する情報発信 特別講演会「放射線を正しく恐がり、賢く使うために」が開催されました。 県内各地より聴講者が訪れ、一般参加者91名、講義受講の学生123名、大学教職員20名を含む、計234名の参加者で会場は満員となりました。
 講演者に、富山大学大学院理工学研究部(工学)西村克彦 教授のほか、学外から、広島大学 鈴木文男 名誉教授、金沢大学環日本海域環境研究センター 山本正儀 教授、福島大学 うつくしまふくしま未来支援センター長 山川充夫 教授をお招きし、放射線の基礎知識および人体への影響、福島第一原子力発電所の事故および福島の現状等、講師の先生方それぞれに、専門分野についての講演をして頂きました。
 一般参加者の方より、「放射線の詳しい説明や人体への影響がよく分かった」「さまざまな視点から放射線のことを学ぶことができ大変貴重な時間だった」「福島に住む人々の不安を抱える問題の多さや難しさを痛感した。この事故を風化させてはいけないと思った」等、アンケートにたくさんの感想をお寄せ頂きました。  
 3月6日(水)に開催予定のシンポジウム「震災から2年を迎えて-大学の果たすべき役割-」にも、 たくさんの方のご来場をお待ちしております。
富山大学 遠藤学長よりご挨拶
富山大学大学院理工学研究部(工学)西村克彦 教授
広島大学 鈴木文男 名誉教授
金沢大学 環日本海域環境研究センター 山本政儀 教授
福島大学 うつくしまふくしま未来支援センター長 山川充夫 教授